無線通信エンジニアの備忘録

無線通信だったり、ITだったり、仕事で覚えた専門知識の備忘録

2020-01-01から1年間の記事一覧

Pythonでディジタル変復調のBER(Bit Error Rate)計算をシミュレーションしてみる

こんにちは、ナベゾーです。今回はPythonでディジタル変調の方式の1つであるBPSKによる変復調とビット誤り率(BER:Bit Error Rate)の計算のシミュレーションを行い、理論値との比較をグラフに描いてみたいと思います。せっかくPythonの勉強をして資格まで取…

【Wireshark】分割された独自プロトコルメッセージを再組立てして解析

前回、TCPの特徴として、1つのIPパケット内に複数メッセージが含まれる場合の独自プロトコル解析についてスクリプトの作成方法について紹介しました。taekwongineer.hatenablog.jp今回は、1つの独自プロトコルメッセージが複数のIPパケットに跨って、分割配…

Wiresharkで独自プロトコルのメッセージを統計解析し、結果をコンソールに表示する(その2)

前回の記事で、「Wireshark Developer’s Guide」の「Chapter 11. Wireshark’s Lua API Reference Manual」で規定されている・Field ・FieldInfo ・TextWindow ・Listenerの4つのクラスの使用方法について、サンプルプロトコルのメッセージ内容を統計表示する…

Wiresharkで独自プロトコルのメッセージを統計解析し、結果をコンソールに表示する(その1)

ちょっと長ったらしいタイトルになってしまいました・・・(;^_^A前回までに、Wiresharkで独自プロトコルのメッセージフォーマットを解析し、結果をGUIに反映するLuaプラグインの作成方法について紹介してきました。 taekwongineer.hatenablog.jptaekwonginee…

Wiresharkで独自プロトコルを解析する(その2)

前回、UDPで伝送される独自プロトコルメッセージの解析プラグインの作成方法について記事をまとめました。taekwongineer.hatenablog.jp記事でも書いた通り、UDPで伝送されるメッセージについては、シンプルなメッセージフォーマットであれば、お作法さえ覚え…

Wiresharkで独自プロトコルを解析する(その1)

Wiresharkで、独自プロトコルの解析を行うluaスクリプトによるプラグインの作成方法についてまとめました。

CRC(Cyclic Redundancy Check)の初期値とかシフト方向とか出力とか

CRC(Cyclic Redundancy Check)について 巡回冗長検査(じゅんかいじょうちょうけんさ、英: Cyclic Redundancy Check, CRC)は、誤り検出符号の一種で、主にデータ転送などに伴う偶発的な誤りの検出によく使われている。送信側は定められた生成多項式で除算…